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研修報告書のテンプレート(Word・Excel・書き方と例文3つ)

社内研修・外部セミナー・資格の講習のあとに、上司へ出す研修報告書のテンプレートです。WordとExcelで同じ欄にしています。学んだことを、仕事で試す行動と確かめる数字につなげる欄と、1か月後の振り返りの欄があります。記入例と例文3つつき。

無料でダウンロード(登録なし)

Microsoft 365・Excel 2016 以降と Google スプレッドシート(PowerPoint は Google スライド)で開けます。社内で自由に書き換えて使ってください(再配布・販売はご遠慮ください)。

毎月の作成の管理には、作成進捗の管理表や送る前のチェックリスト(お役立ち資料・無料)も使えます。

記入例(数字・社名は架空)

研修報告書のテンプレート(Word・Excel・書き方と例文3つ)の記入例(研修報告書のシート)
記入例:研修報告書のシート
研修報告書のテンプレート(Word・Excel・書き方と例文3つ)の記入例(研修報告書(Word・1ページ目))
記入例:研修報告書(Word・1ページ目)
研修報告書のテンプレート(Word・Excel・書き方と例文3つ)の記入例(研修報告書(Word・2ページ目))
記入例:研修報告書(Word・2ページ目)

このテンプレートのポイント

  • 研修の概要、受講の目的、研修の内容と学んだこと、仕事で試すこと、1か月後の振り返り、費用、上司のコメントと確認印の欄を、上からこの順に並べています
  • 「仕事で試すこと」の表には、行動と期限に加えて、確かめる数字の今・目標・1か月後を書きます。研修の成果を、感想ではなく仕事の数字で確かめられます
  • WordとExcelは同じ欄・同じ記入例です。Excelは費用(受講料・交通費・宿泊費・その他)の合計を数式で出し、研修の種類を一覧から選べます
  • 記入例は、コールセンターのチームリーダーが、新人の応対の育て方を学んだ外部セミナーの報告です(社名・数字は架空)
  • 社内研修・外部セミナー・資格の講習の3つの例文と、項目ごとの書き方、よくある書き間違いをまとめています

研修報告書とは、社内研修・外部セミナー・資格の講習などを受けたあとに、何を学び、仕事でどう使うかを上司に伝える書類です。受講報告書、セミナー報告書とも呼ばれます。上司が知りたいのは「何を学んだか」「仕事の何が変わるか」「かけた時間と費用に見合うか」の3つです。

このテンプレートは、研修報告書をA4縦の1枚(Wordは2ページ)にまとめたものです。研修の概要と受講の目的から始め、学んだことの次に「仕事で試すこと」の表を置きました。表には、行動と期限に加えて、確かめる数字の今・目標・1か月後を書きます。1か月後に振り返りの欄を書き足せば、研修の成果を数字で確かめられます。WordとExcelは同じ欄・同じ記入例で、Excelは費用の合計を数式で出します。

テンプレートの中身(研修報告書の欄)

欄 書くこと 上司が知りたいこと
見出し 宛先、報告日、所属、氏名 誰が、いつ出した報告か
1. 研修の概要 研修名、種類(一覧から選ぶ)、形式・場所、主催・講師、日時、資料・修了証の保存先 何の研修に、どれだけの時間を使ったか
2. 受講の目的 仕事のどんな課題のために受けたか。今の数字 なぜその研修だったのか
3. 研修の内容と学んだこと 要点を3つまでと、自分の仕事に当てはめた気づき 何を持ち帰ったか
4. 仕事で試すこと 行動、期限、確かめる数字、今、目標、1か月後 仕事の何が、いつまでに変わるか
5. 振り返り 1か月後に、試した結果を数字で書き足す 本当に変わったか
6. 費用 受講料、交通費、宿泊費、その他と合計 費用はいくらかかったか
上司のコメント 上司が書く。承認・確認の印 —

研修の種類は、社内研修・外部セミナー・資格の講習・その他の4つから選べます。空欄のファイルの「仕事で試すこと」の表は3行です。費用の合計は、Excelでは色の付いた欄に数式で出ます。

WordとExcelのどちらを使う?

Excel版はA4縦1枚で、費用の合計を数式で出します。チームの研修報告書をシートを分けて1つのファイルにまとめる、受講料の合計をあとで集計する、といった使い方に向いています。Word版は同じ欄をA4縦2ページにしたもので、1ページ目に研修の概要・受講の目的・学んだこと、2ページ目に仕事で試すこと・振り返り・費用・上司のコメントを置いています。研修の直後は1ページ目を書いて出し、1か月後に2ページ目の振り返りを書き足す、という使い方ができます。

空欄のWordは、書く欄をクリックして書き始めると、薄い文字の案内が消えます。表の行は、いちばん下の行の右端の欄でTabキーを押すと足せます。

記入例:コールセンターの新人の育て方を学んだ外部セミナー

記入例は、BPOの月次業務報告書のサンプルと同じ架空の会社「株式会社サポートワン」で、カスタマーサポートのチームリーダーが部長に出した報告です。サンプルの「品質の推移」には、9月は新人の配属で応答率が一時的に下がったことと、8月の一次解決率81.1%が載っています。記入例は、その新人の育て方を学びに外部セミナーへ行った、という設定です。

欄 記入例
研修名・種類 新人の応対を早く育てる、モニタリングとフィードバックの進め方(外部セミナー)
日時・場所 2026年9月24日(木)13:00〜17:00(4時間)、会場(東京都千代田区)
受講の目的 9月に新人4名がチームに入りました。新人4名の一次解決率は9月1日〜18日で71.2%で、全体の8月の実績(81.1%)より約10pt低く、折り返しの電話が増えています
学んだこと 評価の項目は4つの観点に絞る。録音は新人と一緒に週1件聞き、よかった点1つと直す点1つだけを伝える。直す点は、次の1週間で試す言い回しまで決めて終える
気づき 今のチェックシートは18項目あり、1件の評価に約20分かかっている。新人に何を直せばよいかが伝わっていなかった
費用 受講料33,000円、交通費1,240円、合計34,240円

「仕事で試すこと」の表は、次のとおりです。1か月後の欄は、11月2日に振り返りと一緒に書き足しています。

行動 期限 確かめる数字 今 目標 1か月後
応対のチェックシートを18項目から、4つの観点の8項目に絞る 10月2日 1件の評価にかかる時間 20分 10分 9分
新人4名と週1回、録音を一緒に聞く面談(15分)を始める 10月5日の週から 新人4名の一次解決率 71.2% 78.0% 79.4%
よくある問い合わせ10件の言い回しを、新人向けの回答例にまとめる 10月9日 新人4名の折り返しの電話(1週間) 41件 25件 27件

3つのうち2つは目標に届き、折り返しの電話は届いていません。振り返りの欄には、届かなかった理由(配送の問い合わせの言い回しが足りない)と、次に変えること(11月中に回答例を5件足す)を書いています。届かなかったものを書いておくと、上司は次に何を手伝えばよいかがわかります。

社名・人名・研修会社はすべて架空です。新人4名の一次解決率、折り返しの電話の件数、チェックシートの項目数と評価の時間、費用は、記入例のために作った数字です。

項目ごとの書き方

研修名・種類・日時・主催・講師

研修名は、案内やパンフレットに書かれた正式な名前を写します。あとで同じ研修を受ける人が探せるように、主催した会社・部署と講師も書きます。日時には時間の長さ(4時間など)を添えると、上司は仕事を抜けた時間を把握できます。資料や修了証は、どこに保存したかまで書きます。「チームの共有フォルダ『研修資料』に保存しました」と書いておけば、ほかの人も読み返せます。

受講の目的:仕事の課題と、今の数字を書く

目的には、研修の案内文を写すのではなく、自分の仕事のどんな課題のために受けたかを書きます。課題は、今の数字と一緒に書きます。記入例は「新人4名の一次解決率は71.2%で、全体の実績より約10pt低い」と書いています。今の数字があると、あとで「研修のあと、数字がどう変わったか」を比べられます。

会社から指名されて受けた研修でも、目的は書けます。「〇〇の担当になったため、〇〇の基本を学ぶ」のように、自分の仕事のどこで使うかを書きます。

研修の内容と学んだこと:要点は3つまで

研修の内容をすべて書く必要はありません。仕事で使えると思った要点を3つまで選び、「・」で1行ずつ書きます。要点の最後に、自分の仕事に当てはめて気づいたことを1〜2文で書きます。記入例の「今のチェックシートは18項目あり、新人に何を直せばよいかが伝わっていなかった」が、この気づきにあたります。

講師の言葉をそのまま書くときは、自分の考えと分けて書きます。「講師によると、〜」と書けば、上司は誰の意見かを取り違えません。

仕事で試すこと:行動・期限・確かめる数字

このテンプレートでいちばん大事な欄です。研修で学んだことのうち、職場で試すことを1行に1つ書きます。

  • 行動:何を、どうするかを具体的に。「意識する」「心がける」は、あとで確かめられないので書きません
  • 期限:いつまでに始めるか、いつ終えるか
  • 確かめる数字:行動の結果が表れる数字。時間・件数・率など、職場ですでに数えているものを選ぶと、新しく数える手間がかかりません
  • 今・目標:今の値と、1か月後に目指す値。単位まで書きます(20分、78.0%、25件など)

数字にしにくい行動(社内への共有など)は、「共有したリーダーの数」「手順書に書き足した項目の数」のように、終わったかどうかがわかる数にします。

振り返り:1か月後に、数字で書き足す

1か月ほどたったら、表の「1か月後」の欄に数字を書き、振り返りの欄に結果をまとめます。目標に届いたもの、届かなかったものと、次に何を変えるかを書きます。研修報告書を出して終わりにせず、もう一度上司に見せるところまでが、このテンプレートの使い方です。

費用と、資料・修了証

費用は、受講料・交通費・宿泊費・その他に分けて書きます。Excel版では、合計が数式で出ます。研修のために出張したときは、経費を研修報告書に書くか、出張報告書や会社の経費精算に分けて出すかは、会社の決まりに合わせます。

上司のコメント

上司が書く欄です。報告した人への指示や、ほかの人への展開を書いてもらいます。記入例では「チェックシートの8項目を、10月の運用会議で、ほかのリーダーにも紹介してください」と書かれています。

研修報告書の例文3つ(社内研修・外部セミナー・資格の講習)

例文の社名・数字はすべて架空です。

例文1:社内研修(Excelの集計の研修)

欄 例文
研修名・日時 Excelの集計の基本(社内研修)、2026年10月30日(金)14:00〜17:00(3時間)
受講の目的 課の月次の集計で、担当者ごとの数字を手で足していて、毎月3時間ほどかかっています。集計の時間を減らすために受講しました
学んだこと ・ピボットテーブルで、担当者別・月別の合計を出す方法
・元データを貼り替えるだけで、集計を更新する方法
課の月次の集計にすぐ使える内容でした
仕事で試すこと 11月分の集計をピボットテーブルで作る(11月末)/確かめる数字:月次の集計にかかる時間(今3時間、目標1時間以内)。11月20日の課会で手順を共有する

この例文は、報告書の書き方の「研修の報告」の良い例と同じ場面です。

例文2:外部セミナー(記入例)

欄 例文
研修名・日時 新人の応対を早く育てる、モニタリングとフィードバックの進め方(外部セミナー)、2026年9月24日(木)13:00〜17:00(4時間)
受講の目的 新人4名の一次解決率が、全体の実績より約10pt低く、折り返しの電話が増えています。新人の応対を早く直す方法を学ぶために受講しました
学んだこと ・評価の項目は4つの観点に絞る
・録音は新人と一緒に週1件聞き、よかった点1つと直す点1つだけを伝える
・直す点は、次の1週間で試す言い回しまで決めて終える
仕事で試すこと チェックシートを8項目に絞る(10月2日)/新人4名と週1回の面談を始める(10月5日の週から)。確かめる数字:新人4名の一次解決率(今71.2%、目標78.0%)

例文3:資格の講習(フォークリフトの運転技能講習)

欄 例文
研修名・日時 フォークリフト運転技能講習(外部の教習所)、2026年10月20日(火)〜23日(金)の4日間
受講の目的 倉庫では、朝の入荷の荷下ろしを、運転できる2名で回しています。トラックを1台あたり平均25分待たせているため、運転できる人を3名に増やすために受講しました
学んだこと ・学科と実技を受け、修了証を受け取りました(写しは総務課に提出済み)
・荷を高く上げたまま走らない、など、実技で注意されたことを手帳にまとめました
仕事で試すこと 11月から朝の荷下ろしに3人目として入る。11月中は慣れた人と2人で作業する/確かめる数字:トラック1台あたりの待ち時間(今25分、目標15分以内)

資格の講習の報告では、修了証や資格を受け取ったか、写しをどこに出したかを書いておきます。講習で受け取った資格で、社内のどの作業ができるようになるかは、会社の決まりに従います。

よくある書き間違い

  • 感想で終わる:「大変勉強になりました。今後の業務に生かしたいと思います」だけでは、何をどう生かすのかがわかりません。仕事で試す行動と、確かめる数字を書きます
  • 研修の資料を写す:資料の目次や見出しを並べても、上司は何を持ち帰ったかがわかりません。要点は3つまでに絞ります
  • 試すことに期限と数字がない:「新人の指導を見直す」では、1か月後に確かめられません。期限と、今・目標の数字を書きます
  • 振り返りを書かない:研修報告書を出したきりにすると、研修の成果が誰にもわからないまま終わります。1か月後の欄を書き足して、もう一度見せます
  • 目的があとづけになる:研修のあとで目的を考えると、学んだことの言い換えになります。受ける前に、仕事のどの課題のために受けるかをメモしておきます

ほかの報告書との使い分け

報告すること 使うテンプレート
研修・セミナー・講習で学んだことと、仕事で試すこと このテンプレート
研修や商談のための出張の日程・結果・経費 出張報告書のテンプレート
1か月の業務の結果と、来月の予定 業務報告書のテンプレート
決まった様式がない、1回きりの報告 基本の報告書(社内向け・社外向け)

研修のために泊まりがけで出かけたときは、学んだことは研修報告書、日程と経費は出張報告書、と分けると、それぞれを読む人(上司と経理の担当者)が必要なところだけを読めます。1枚にまとめるよう決まっている会社なら、このテンプレートの費用の欄に、交通費と宿泊費を書きます。

報告書の書き方の基本(結論を先に書く、事実と推測を分ける)は「報告書の書き方:仕事の報告書の型と例文」にまとめています。

毎月の報告書づくりを楽にするには

研修報告書のような1回きりの報告は、このテンプレートで足ります。手間がかかるのは、毎月同じ型で出す報告書です。数字の転記と集計、前月との比較、所見の文、体裁を整えることが、毎月の締めのたびに重なります。

おまかせレポートは、毎月の業務報告書や月次レポートを、御社の書式のまま作るサービスです。元のデータや記録を共有ドライブに入れていただくだけで作り、人が元データと数字を突き合わせてから納品します。所見やコメントは下書きとしてお渡しし、御社で確認して、御社の名前で出していただきます。ほかのテンプレートは報告書のテンプレートの一覧にあります。今お使いの報告書を1回分お預かりして、同じ型で作る無料のお試しも受け付けています。

よくある質問

Q.研修報告書は、いつまでに出せばいいですか?

会社に決まりがあれば、それに従います。決まりがなければ、内容を覚えているうちに、研修のあと数日以内に出すのが目安です。このテンプレートの「振り返り」の欄だけは、仕事で試してから1か月ほどたって書き足し、もう一度上司に見せます。

Q.研修報告書と、セミナー報告書・受講報告書は違うものですか?

決まった区別はありません。社内の研修でも、外部のセミナーや講習でも、何を学び、仕事でどう使うかを伝える書類として同じ型で書けます。会社で呼び方が決まっていれば、表題をその名前に書き換えて使ってください。

Q.オンラインの研修やeラーニングでも使えますか?

使えます。「形式・場所」の欄に「オンライン(ライブ配信)」「eラーニング(録画)」のように書き、日時には受講した日と時間を書きます。録画の講座を何日かに分けて見たときは、受講した期間と合計の時間を書きます。

Q.感想は、どこに書けばいいですか?

「研修の内容と学んだこと」の最後に、1〜2文で書きます。「勉強になった」で終えず、自分の仕事に当てはめて気づいたことを書きます。記入例では「今のチェックシートは18項目あり、新人に何を直せばよいかが伝わっていなかった」と、職場の今の状態と結び付けています。

Q.WordとExcelのどちらを使えばいいですか?

文章を多めに書くならWord、費用の合計を出したいときや、チームの研修報告書を1つのファイルにまとめたいときはExcelが向いています。会社で形式が決まっていれば、それに合わせます。どちらも同じ欄なので、途中で形式を変えても書く内容は変わりません。

ほかのテンプレート