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営業報告書のテンプレート(Excel・Word/月次・目標と実績・案件別・顧客別)

1か月の営業の結果を、課長から部長へ、担当者から上司へ報告する営業報告書(月次)のテンプレートです。Excelは3シートで、売上・受注・新規の商談・訪問・見積りの目標と実績から、差・達成率・前月比を数式で出します。担当者別・案件別・顧客別の表も数式で集計します。1枚目と同じ欄のWord版つき。日報・週報と同じ営業チームの記入例つき。

無料でダウンロード(登録なし)

Microsoft 365・Excel 2016 以降と Google スプレッドシート(PowerPoint は Google スライド)で開けます。社内で自由に書き換えて使ってください(再配布・販売はご遠慮ください)。

毎月の作成の管理には、作成進捗の管理表や送る前のチェックリスト(お役立ち資料・無料)も使えます。

記入例(数字・社名は架空)

営業報告書のテンプレート(Excel・Word/月次・目標と実績・案件別・顧客別)の記入例(営業報告書(月次)のシート)
記入例:営業報告書(月次)のシート
営業報告書のテンプレート(Excel・Word/月次・目標と実績・案件別・顧客別)の記入例(案件の一覧のシート)
記入例:案件の一覧のシート
営業報告書のテンプレート(Excel・Word/月次・目標と実績・案件別・顧客別)の記入例(顧客別の売上のシート)
記入例:顧客別の売上のシート
営業報告書のテンプレート(Excel・Word/月次・目標と実績・案件別・顧客別)の記入例(営業報告書(Word・1ページ目))
記入例:営業報告書(Word・1ページ目)
営業報告書のテンプレート(Excel・Word/月次・目標と実績・案件別・顧客別)の記入例(営業報告書(Word・2ページ目))
記入例:営業報告書(Word・2ページ目)

このテンプレートのポイント

  • 1か月の営業の結果を上司に出す、月次の営業報告書です。Excelは「営業報告書(月次)」「案件の一覧」「顧客別の売上」の3シートで、1枚目と同じ欄のWord版もあります
  • 目標と実績の表は、売上・受注額・受注の件数・1件あたりの受注額・新規の商談・訪問・見積りの提出の7行で、差・達成率・前月比を数式で出します
  • 今月の欄は数式です。売上は顧客別の売上の合計、受注は案件の一覧、新規の商談・訪問・見積りは担当者別の表の合計から入ります。入れるのは目標と前月だけです
  • 案件の一覧に段階(受注・見積り提出・提案中・失注)・金額・確度を入れると、見込み額と、段階ごとの件数・金額が数式で出ます
  • 記入例は、日報・週報のテンプレートと同じ営業2課の2026年10月で、受注額1,240万円・新規の商談14件などの数字は日報・週報と同じです

営業報告書とは、営業の部署や担当者が、一定の期間の訪問・商談・受注・売上の結果を、目標や前月と比べて上司に伝える報告書です。毎日書く営業日報を含めて営業報告書と呼ぶこともありますが、このページで扱うのは、1か月の結果をまとめて出す月次の営業報告書です。上司はこの報告で、目標に届くか、どの担当・どの案件に手を打つかを決めます。

このテンプレートは、Excelの3シートで、月の営業報告書と、その元になる案件の一覧・顧客別の売上をまとめたものです。目標と実績の表の今月の欄は、ほかの表から数式で入るので、同じ数字を2か所に打ち込む手間と、写し間違いが減ります。1枚目の営業報告書は、同じ欄のWord版もあります。

なお、株式会社が事業年度ごとに作る事業報告(会社法 第435条第2項)は、以前の商法では「営業報告書」と呼ばれていました(大和証券 金融・証券用語解説)。このテンプレートは、その書類ではなく、社内で上司に出す営業活動の報告書のためのものです。

テンプレートの中身(3シート)

シート 入れるもの 数式で出るもの
営業報告書(月次) 対象月・提出日・部署・報告者・提出先、目標と前月の数字、担当者ごとの訪問・新規の商談・見積りと受注の目標、結論・理由・問題と対応・来月の予定・相談 期間(月初・月末)、今月の実績、差・達成率・前月比、1件あたりの受注額、担当者ごとの受注の件数・金額・達成率と合計
案件の一覧 顧客・案件の内容・担当・段階(受注・見積り提出・提案中・失注)・金額・確度・受注や失注の日・次の動き 見込み額、段階ごとの件数・金額・見込み額(受注は対象月の分だけ)
顧客別の売上 顧客・担当・今月と前月の売上・メモ 前月比、構成比、合計

営業報告書と顧客別の売上はA4縦、案件の一覧はA4横に、それぞれ1枚に縮めて印刷します。Word版は1枚目の営業報告書と同じ欄のA4縦2ページで、2ページ目は「4. 数字が動いた理由」から始まります。

数式は次のとおりです。

  • 差=今月−目標、達成率=今月÷目標、前月比=今月÷前月−1
  • 1件あたりの受注額=受注額÷受注の件数
  • 担当者ごとの受注=案件の一覧のうち、担当の名前が同じで、段階が「受注」、受注の日が対象月の中にある案件の件数と金額(COUNTIFS・SUMIFS)
  • 見込み額=金額×確度(受注は金額、失注は0)
  • 構成比=顧客の今月の売上÷今月の合計

担当の名前は、担当者別の表と案件の一覧で同じ書き方にします(「高橋」と「高橋 一郎」は別の人として数えます)。

記入例:営業2課の2026年10月

記入例は、日報のテンプレートと週報のテンプレートの記入例と同じ、架空の会社の営業部 営業2課(5名、課長 森)の2026年10月です。週報の記入例の「来週の予定」にある「10月の実績をまとめ、月報を出す(11/2・森)」の月報にあたります。

指標 今月 目標 達成率 前月 前月比
売上(万円) 1,182 1,150 102.8% 1,096 +7.8%
受注額(万円) 1,240 1,100 112.7% 1,060 +17.0%
受注(件) 10 - - 9 +11.1%
1件あたりの受注額(万円) 124.0 - - 117.8 +5.3%
新規の商談(件) 14 20 70.0% 18 −22.2%
訪問(件) 160 160 100.0% 150 +6.7%
見積りの提出(件) 30 30 100.0% 26 +15.4%

結論は「受注額は目標を達成しました。新規の商談数は目標に届かず、11月の課題です」です。理由には、9月に出した見積り3件(N社・Q社・S社)が10月に決まったことと、出展する展示会が11月12〜13日に延びて見込み客の名簿が入らなかったことを書いています。相談は、展示会のあとの連絡に、11月17〜28日の2週間、他の課から1名の応援をお願いするものです。

受注額・新規の商談・訪問・見積りの提出の今月・目標・前月、結論・理由・来月の予定・相談は、業務報告書の書き方の記事の月報の記入例と、週報の記入例の月のまとめと同じです。担当者別の表の高橋の数字(訪問31件・新規の商談3件・見積り5件・受注3件415万円・受注の目標350万円)は、日報の記入例の営業日報の1か月と同じです。売上と顧客別の売上、受注の件数、高橋以外の4名の内訳と案件、確度、承認が止まった日は、記入例のために足した架空のものです。

案件の一覧の受注10件を週ごとに足すと、120・310・260・320・230万円で、週報の記入例の月のまとめの週ごとの受注額と同じになります。見積り提出と提案中の6件の見込み額は、合わせて607万円です。

日報→週報→営業報告書(月)のつながり

3つのテンプレートは、同じ営業2課の数字でつながっています。毎日の記録を週と月に集めていくと、月末には営業報告書の数字がそろいます。

書類 誰が・いつ 何を入れるか 次の書類に渡すもの
営業日報 担当者が毎日 訪問・新規の商談・電話とメール・見積り・受注(1日1行) 月の集計のシートの合計(高橋は訪問31件・新規3件・見積り5件・受注415万円)
週報 課長が毎週 課の今週の目標と実績、予定と実績、来週の予定 月のまとめのシートの月の合計(受注額1,240万円・新規の商談14件)
営業報告書(このテンプレート) 課長が毎月 担当者別の実績、案件の一覧、顧客別の売上、目標と前月 部長への報告。来月の目標と見込み

月末には、次の順で作ります。

  1. 各担当者の営業日報の月の集計から、訪問・新規の商談・見積りの件数を、担当者別の表に写します
  2. 今月に受注・失注した案件と、まだ結果の出ていない案件を、案件の一覧に入れます。受注の件数と金額は、担当者別の表と目標と実績の表に数式で入ります
  3. 顧客ごとの今月の売上を入れ、前月の欄に先月のファイルの今月を写します
  4. 週報の月のまとめの月の合計と、目標と実績の表の今月が合っているかを確かめます
  5. 達成率・前月比を見て、結論・数字が動いた理由・来月の予定と見込みを書きます

項目ごとの書き方

1. 今月の結論

目標に届いた指標と、届かなかった指標を、1行に1つずつ書きます。数字は目標との差まで書き、届かなかった指標は「11月の課題です」のように次につなげます。表を読まなくても、結論だけで今月の結果がわかるようにします。

2. 目標と実績

指標・数字の定義・並び順は、毎月変えません。「受注額=その月に注文書を受け取った案件の金額(税別)」「売上=その月に納品して請求した金額(税別)」のように、どの数字を数えるかを決めておきます。指標の行を足すときは、月をまたいで同じ数え方ができるものだけにします。ひとことの欄には、数字が大きく動いた理由を短く書きます。

3. 担当者別の実績

担当者ごとの訪問・新規の商談・見積り・受注を並べます。目標に届かなかった担当者を責めるための表ではなく、どこに手を貸すかを決めるための表です。課長が自分でも営業しているなら、課長の行も入れます(記入例の森)。

4. 数字が動いた理由

指標ごとに、なぜその数字になったかを書きます。理由は、案件の名前や日付が入る具体的なことにします。「市況が厳しかった」のような、誰にでも書ける理由は避けます。わかっていることと推測は分けて書きます。

5. 問題と対応

今月起きた問題、取った対応、残っていることを書きます。記入例では、部長の出張中に見積りの承認が止まった問題と、代わりに承認する人を決めた対応を書いています。

6. 来月の予定と見込み

来月にすることを、数字と期限で書きます。案件の一覧の見込み額(見積り提出と提案中の案件の金額×確度)を使うと、来月の受注の見込みを数字で伝えられます。確度は、決まる見込みを担当者の判断で入れたものなので、「見込み額」と書き分けます。

7. 相談・お願い

部長に決めてほしいこと、手配してほしいことを、期限と一緒に最後に書きます。理由の途中に書くと、読み飛ばされます。ないときは「特にありません」と書きます。

営業報告書の例文

記入例とは別の場面の例文です。会社・数字はすべて架空です。

場面 欄 例文
目標に届かなかった(課の月報) 結論 10月の受注額は目標に届きませんでした。820万円で、目標の1,000万円に180万円足りません。大口の1件(250万円)の決裁が11月に延びたためです。11月は、その1件を含む見込み額540万円の案件を、月の半ばまでに回答をもらえるよう進めます。
新規の顧客が増えた(個人の月報) 数字が動いた理由 新規の商談は6件で、目標の4件を上回りました。9月に送った案内のメールへの返信から4件、既存のお客様の紹介から2件です。6件のうち2件は、11月に見積りを出します。
失注が続いた(課の月報) 問題と対応 10月は見積りを出した12件のうち3件を失注し、3件とも価格で他社に決まりました。失注した3件の見積りを見直したところ、運送費の上乗せが他社より高いことがわかりました。11月から、運送費を別の行に分けて見積書に書きます。

例文の「結論」は、届いたか・数字と差・理由・次の行動の順に書いています。「理由」は、商談がどこから来たかを件数で分けています。「問題と対応」は、何が起き、何がわかり、何を変えるかの順です。

よくある書き間違い

  • 日報の合計と、営業報告書の数字が合わない:月末に日報を書き足した日があると、ずれます。担当者別の表に写すのは、締めの日の日報の月の集計にします
  • 受注と売上を同じ数字にする:受注は注文を受けた金額、売上は納品して請求した金額で、月がずれます。記入例でも、10月の受注は1,240万円、売上は1,182万円です
  • 案件の一覧に、前の月の受注が残ったまま数える:今月の受注は、受注の日が対象月の中にある案件だけを数える数式にしています。一覧から消さなくても、前の月の受注は数えません
  • 指標や数え方を月ごとに変える:先月は「受注額(税込)」、今月は「受注額(税別)」と変えると、前月比が意味をなくします
  • 「来月は挽回します」で終わる:何を、いつまでに、どれだけするかを書きます

営業報告書と、日報・週報・業務報告書・売上報告書の使い分け

報告すること 使うテンプレート
1日の訪問・商談・見積りと明日の予定を、毎日上司に出す 日報の営業日報のシート
1週間の目標と実績、来週の予定を、毎週出す 週報
1か月の営業の結果を、目標・前月と比べ、担当者別・案件別・顧客別に報告する このテンプレート
営業以外の部署の1か月の業務の結果を報告する(月報) 業務報告書・月報
店舗別・日別の売上と客数を、予算・前年と比べて報告する 売上報告書
毎月の損益を、予算・前年同月と比べて経営者に報告する 月次決算報告書

日報と週報は、本人や課長が自分のしたことを書く報告です。営業報告書は、それを集めて、目標に対する結果と来月の見込みを伝える報告です。

毎月の作成を楽にするには

営業報告書で手間がかかるのは、日報やSFAの記録、請求の数字を集めて、表に写すところです。担当者や顧客が増えるほど、月初の集計と転記の手間が増えます。このテンプレートは、担当者別の表・案件の一覧・顧客別の売上の3か所に入れれば、目標と実績の表が数式で埋まるようにしています。

日報を集計して月報にする流れは「日報を集計して月報にする方法」で説明しています。おまかせレポートでは、日報の集計やSFA・会計の書き出しを共有ドライブに入れていただくだけで、御社の書式のまま月次の営業報告書を作ります。人が元データと数字を突き合わせてから納品し、所見やコメントは下書きとしてお渡しします。御社で確かめてから、御社の名前で出していただきます。

今お使いの報告書を1本お預かりして、同じ型で1回分を作る無料のお試しも受け付けています。

よくある質問

Q.営業報告書と営業日報は、何が違いますか?

間隔と中身が違います。営業日報は、その日の訪問・商談・見積りと明日の予定を毎日書くものです。営業報告書(月次)は、1か月の数字を目標・前月と比べ、数字が動いた理由と来月の見込みを上司に報告するものです。日報の月の合計を、営業報告書の担当者別の表に写してつなげます。

Q.個人の営業報告書にも使えますか?

使えます。担当者別の表を自分の1行だけにし、部署・報告者に自分の名前を書きます。案件の一覧には自分の案件だけを入れ、顧客別の売上は担当の顧客だけにします。目標と実績の表の今月の欄は、そのまま数式で入ります。

Q.商談ごとの報告(商談報告書・訪問報告書)にも使えますか?

このテンプレートは、1か月の結果をまとめる報告書です。1件の商談や訪問の内容を報告するなら、日報の1日1枚のシートか、基本の報告書の社内向けを使ってください。商談の段階や金額は、このテンプレートの案件の一覧に1行ずつ足していくと、月末の見込み額が出ます。

Q.会社の決算のときに作る事業報告(営業報告書)のことですか?

違います。このテンプレートは、営業の部署が社内で上司に出す月の報告書です。株式会社が事業年度ごとに作る事業報告(会社法 第435条第2項)は、会社法と法務省令で決まった項目に従って作るもので、このテンプレートの対象ではありません。

Q.営業報告書の作成を任せられますか?

おまかせレポートでは、日報の集計やSFAの書き出しを共有ドライブに入れていただくだけで、御社の書式のまま月次の営業報告書を作ります。所見やコメントは下書きとしてお渡しし、御社で確かめてから御社の名前で出していただきます。日報そのものは、本人が書くものです。

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