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広告運用レポートのテンプレート(リスティング広告・Meta広告の月次報告・Excel)

Google・Yahoo!・Meta・LINEなどの広告の数字を、毎月クライアントに報告するExcelです。サマリー、月別の推移、媒体別、キャンペーン別、所見と来月の打ち手の5シート。CTR・CPC・CVR・CPAと前月比・達成率・構成比は数式で計算します。記入例つき。

無料でダウンロード(登録なし)

Microsoft 365・Excel 2016 以降と Google スプレッドシート(PowerPoint は Google スライド)で開けます。社内で自由に書き換えて使ってください(再配布・販売はご遠慮ください)。

毎月の作成の管理には、作成進捗の管理表や送る前のチェックリスト(お役立ち資料・無料)も使えます。

記入例(数字・社名は架空)

広告運用レポートのテンプレート(リスティング広告・Meta広告の月次報告・Excel)の記入例(サマリーのシート)
記入例:サマリーのシート
広告運用レポートのテンプレート(リスティング広告・Meta広告の月次報告・Excel)の記入例(月別の推移のシート)
記入例:月別の推移のシート
広告運用レポートのテンプレート(リスティング広告・Meta広告の月次報告・Excel)の記入例(媒体別のシート)
記入例:媒体別のシート
広告運用レポートのテンプレート(リスティング広告・Meta広告の月次報告・Excel)の記入例(キャンペーン別のシート)
記入例:キャンペーン別のシート
広告運用レポートのテンプレート(リスティング広告・Meta広告の月次報告・Excel)の記入例(所見と来月の打ち手のシート)
記入例:所見と来月の打ち手のシート

このテンプレートのポイント

  • 1枚目はサマリー(広告費・表示回数・クリック数・CTR・CPC・CV数・CVR・CPAの今月・前月・目標)、2枚目は月別の推移、3枚目は媒体別とデバイス別、4枚目はキャンペーン別、5枚目は所見と来月の打ち手です
  • 媒体別のシートに媒体ごとの数字を入れると、合計・CTR・CPC・CVR・CPA・構成比が出て、サマリーの今月の欄にも入ります。合計の行の率は、媒体の率の平均ではなく合計の数字から計算します
  • キャンペーン別は、目標CPAとの差と判定(目標以下・目標超え・見直し)が出ます。媒体別の合計との差も出るので、入れ漏れに気づけます
  • 記入例は、広告運用の月次レポートの実物サンプル(架空の食品会社、2026年10月)と同じ数字です

広告レポートとは、Google 広告やMeta広告などの配信結果(広告費、表示回数、クリック数、CV数など)を月ごとに集計し、数字が変わった理由と次の打ち手を添えて広告主に報告する資料です。広告代理店や運用会社がクライアントに毎月出すものは、「広告運用レポート」「月次レポート」とも呼ばれます。

このテンプレートは、広告の数字を毎月報告するためのExcelです。サマリー、月別の推移、媒体別、キャンペーン別、所見と来月の打ち手を5枚のシートに分けています。CTR・CPC・CVR・CPA、前月比、達成率、構成比、合計の行は数式で出るので、入れるのは管理画面の数字と文章です。リスティング広告(Google・Yahoo!の検索広告)だけの報告にも、Meta広告やLINE広告をまぜた報告にも使えます。所見と来月の打ち手のシートはA4縦、ほかの4枚はA4横の1枚に収まります。

テンプレートの中身(5シート)

シート 書くこと 読む人が知りたいこと
サマリー クライアント、対象月、数字を取った日、CVの数え方/広告費・表示回数・クリック数・CTR・CPC・CV数・CVR・CPAの今月・前月・目標・メモ/今月のまとめ(結論を3つ) 今月は良かったのか。目標に届いたか
月別の推移 月ごとの広告費・表示回数・クリック数・CV数とメモ/今月と前年同月の比較 流れの中で、今月はどうだったか。去年より伸びたか
媒体別 媒体ごとの広告費・表示回数・クリック数・CV数・前月のCV数・メモ/デバイス別のクリック数・CV数 どの媒体が成果を出したか。成果はどこから来たか
キャンペーン別 キャンペーンごとの媒体・広告費・CV数・メモ/見直しの目安のCPA どこを直せばいいか
所見と来月の打ち手 今月やったことと結果、所見、来月の打ち手(ねらい・期限・担当)、来月の目標、クライアントに確認したいこと 来月は何をするのか

数式は次のとおりです。色の付いた欄が数式で、白い欄に数字と文章を入れます。

  • CTR=クリック数÷表示回数、CPC=広告費÷クリック数、CVR=CV数÷クリック数、CPA=広告費÷CV数
  • 前月比=今月÷前月−1。CTR・CVRの行は、今月と前月の差(pt)
  • 達成率=今月÷目標。目標の向きが「以下」の行は目標÷今月、「予算」の行は今月÷予算(予算消化率)
  • 媒体別・キャンペーン別・デバイス別の合計の行:広告費・表示回数・クリック数・CV数は足し算、CTR・CPC・CVR・CPAは合計の数字から計算
  • 構成比=その媒体(キャンペーン、デバイス)の数÷合計
  • サマリーの今月の広告費・表示回数・クリック数・CV数=媒体別のシートの合計
  • キャンペーン別の目標CPA=サマリーのCPAの目標。判定は「目標以下」「目標超え」「見直し」(見直しの目安のCPAを超えたもの)
  • 月別の推移の前年同月比=いちばん下に入れた月(今月)÷その12行上の月(前年同月)−1

空欄のファイルは、媒体別の表が10行、デバイス別が4行、キャンペーン別が20行、月別の推移が24行(2年分)あります。

記入例:食品会社の広告運用(2026年10月)

記入例は、広告運用の月次レポートの実物サンプルと同じ、架空の広告代理店「株式会社アオバデジタル」が架空の食品会社「みなと食品株式会社」に出す2026年10月度のレポートです。媒体はGoogle 検索、Google P-MAX、Yahoo! 検索、Meta(Instagram)、LINEの5つです。サマリーはサンプルの「サマリー」、月別の推移は「月別の推移」、媒体別は「媒体別の実績」と「CVの内訳」、キャンペーン別は「キャンペーン別」、所見と来月の打ち手は「所見と次月のアクション」のページと同じ数字と文を入れています。

指標 10月 9月 前月比 目標 達成率
広告費 1,504,000円 1,418,000円 +6.1% 1,550,000円(予算) 97.0%(予算消化率)
表示回数 1,089,700回 1,076,800回 +1.2% - -
クリック数 10,910回 10,560回 +3.3% - -
CTR 1.00% 0.98% +0.02pt - -
CPC 138円 134円 +2.7% - -
CV数 312件 264件 +18.2% 300件 104.0%
CVR 2.86% 2.50% +0.36pt - -
CPA 4,821円 5,371円 −10.3% 5,000円以下 103.7%

10月はCV数が312件で目標の300件を超え、CPAは4,821円と、初めて目標の5,000円を下回りました。媒体別のシートでは、Google 検索のCV数が148件(9月は121件)で、全体の47.4%です。10月6日に追加した「ギフト 食品」系のキーワードのキャンペーンが46件を取っています。一方、Meta(Instagram)とLINEはCPAが6,526円と6,923円で、目標を大きく上回りました。

キャンペーン別のシートでは、8つのキャンペーンのうち、指名キーワード(CPA 1,500円)とYahoo! 検索(4,538円)が「目標以下」、一般KW「お取り寄せ」(7,053円)とMeta カルーセル(7,571円)が「見直し」と出ます。所見と来月の打ち手のシートには、この結果をもとにした3つの所見と、11月の4つの打ち手(入札と予算の移し替え、素材の差し替え、歳暮のLPのABテスト、指名キーワードの予算の維持)を書いています。

次の数字と文は、テンプレートの記入例のために足した内容です。9月の表示回数と、月別の推移の2025年10月の広告費・CV数、2026年8月までのクリック数、9月までの表示回数。デバイス別のクリック数(サンプルの「スマートフォンのCVRは3.1%、パソコンは2.2%」に合わせた数字)。数字を取った日、CVの数え方、サンプルの文から作ったもの以外のメモ、担当、クライアントに確認したいこと。社名・数字はすべて架空です。

項目ごとの書き方

指標の意味と計算式、媒体による数え方の違いは「広告レポートの作り方」にまとめています。ここでは、テンプレートの欄ごとに何を書くかを説明します。

サマリー:今月・前月・目標と、目標の向き

今月の広告費・表示回数・クリック数・CV数は、媒体別のシートの合計が数式で入ります。媒体別のシートを使わないときは、数字で上書きします。前月の欄には、前月のレポートの数字を写します。

目標は、クライアントと決めた数字だけを入れます。記入例は、予算(1,550,000円)、CV数(300件)、CPA(5,000円以下)の3つです。目標の向きは、大きいほどよい指標は「以上」、CPAやCPCのように小さいほどよい指標は「以下」、広告費は「予算」を選びます。向きによって、達成率の式が変わります。

メモには、数字が動いた理由を一言で書きます。記入例のCVRの行は「10/6に入れ替えたLPのファーストビューが効いています。」です。同じ時期にほかにも変えたことがあるなら、「LPの入れ替えが主な要因と考えられます」のように仮説の形にします。

「CVの数え方」には、何を1件と数えるかと、どの列の数字を使ったかを書きます。Google 広告の[コンバージョン]列はメインのコンバージョン アクションの数で、[すべてのコンバージョン]列とは数え方が違います。ほかのシステムの数字と比べるときは、[すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)]を使うよう案内されています(Google 広告 ヘルプ「コンバージョン トラッキング データについて」、2026年11月3日に確認)。使う列を決めたら、毎月そろえます。

媒体別:合計の行は、合計の数字から計算する

媒体ごとに、広告費・表示回数・クリック数・CV数・前月のCV数を入れます。CTRはクリック数を表示回数で割った値で(Google 広告 ヘルプ「クリック率とは」)、CPC・CVR・CPA・構成比とあわせて数式で出ます。

合計の行のCTR・CPC・CVR・CPAは、媒体の率の平均ではなく、合計の数字から計算しています。記入例で5つの媒体のCTRを平均すると2.01%、CPAは5,467円ですが、合計のクリック数10,910回を合計の表示回数1,089,700回で割ると1.00%、合計の広告費1,504,000円を合計のCV数312件で割ると4,821円です。平均では、表示回数やCV数の少ない媒体も同じ重さで数えられてしまいます。

Google 広告のコンバージョン率は、コンバージョンの数を有効な操作(広告のクリックや動画広告の視聴など)の合計で割った値です(前の項と同じヘルプ)。テンプレートのCVRはCV数÷クリック数なので、管理画面の率と少しずれることがあります。

下のデバイス別の表には、スマートフォン・パソコン・タブレットのクリック数とCV数を入れます。記入例では、スマートフォンがCVの75.6%で、CVRは3.09%(パソコンは2.21%)です。デバイスでCVRが大きく違うときは、LPをどちらの表示から直すかの目安になります。

キャンペーン別:判定で、直すところを見つける

キャンペーンごとに、媒体、広告費、CV数を入れます。目標CPAにはサマリーのCPAの目標が入るので、ここで入れるのは「見直しの目安のCPA」だけです。記入例は7,000円で、これを超えた一般KW「お取り寄せ」とMeta カルーセルが「見直し」と出ます。

CV数の多い順に並べると、どこでCVが取れているかがわかります。CPAの列や判定の列で並べ替えると、直すキャンペーンが上に来ます。表の下の「媒体別のシートの合計との差」が0でないときは、入れていないキャンペーンがあるか、数字を取った日が違います。

月別の推移:毎月1行ずつ書き足す

毎月、いちばん下の空いた行に1か月分の広告費・表示回数・クリック数・CV数を書き足します。CTR・CPC・CVR・CPAと、CV数の前月比は数式で出ます。レポートに出した数字をここに残しておくと、前年同月と比べるときや推移のグラフを作るときに、媒体ごとの画面を開き直さずに済みます。

13か月分そろうと、下の「今月と前年同月」の表に、いちばん下の月と、その12行上の月の比較が出ます。メモには、配信を止めた月やLPを入れ替えた日など、数字に影響したことを書いておきます。記入例は「年始は配信を止めた(毎年1月はCVが減る)」です。

Google 広告の[コンバージョン]列は、コンバージョンが起きた日ではなく、広告がクリックされた日にさかのぼって数えます(前の項と同じヘルプの「コンバージョンが発生した日時」)。前の月のCV数があとから増えることがあるので、毎月同じ日に数字を取り、直したときはメモに書きます。

所見と来月の打ち手

最初の表には、前月に決めた打ち手を、今月どうなったかと一緒に書きます。打ち手ごとに、見る数字を1つ決め、前(打ち手の前の月)と後(今月)を並べます。記入例:「10/6 LPのファーストビューを入れ替え CVR(全体) 2.50%→2.86%(+0.36pt)」

所見は、数字の変化、その原因の仮説、次の打ち手、確かめる指標の順に書きます。記入例:「CVの増加はGoogle 検索(+27件)が中心です。10/6に追加した『ギフト 食品』系のキーワードが46件を獲得しました。」指標別・媒体別・状況別の例文は、広告レポートの考察の書き方と例文にまとめています。

来月の打ち手は「何を・いつまでに・誰が」がわかるように書き、ねらいの欄にどの数字を動かしたいかを書きます。クライアントに用意してもらうもの(LPに使う写真、配信を止める日など)は、「クライアントに確認したいこと」にまとめます。

よくある書き間違い

  • 合計の行のCTR・CPAを、媒体の率の平均で出す:表示回数やCV数の少ない媒体も同じ重さになり、実際とずれます。合計の数字から計算し直します
  • CTR・CVRの変化を%で書く:率どうしの差は「+0.36pt」のようにptで書きます。「+14.4%」と書くと、率がその分だけ増えたのか、差なのかがわかりません
  • CPAの達成率を、今月÷目標で出す:小さいほどよい指標は、目標÷今月で出します(目標の向きを「以下」にする)
  • 媒体別とキャンペーン別の合計が合わないまま出す:キャンペーンの入れ漏れか、数字を取った日の違いです。差の行で確かめます
  • CVの列を月によって変える:[コンバージョン]列と[すべてのコンバージョン]列では数が違います。使う列を「CVの数え方」に書き、毎月そろえます
  • 数字を取った日を書かない:あとから増えたCV数と合わなくなったときに、理由がわかりません
  • 数式の欄に数字を打ち込む:色の付いた欄に上書きすると、翌月から計算が合わなくなります

毎月の作成を楽にするには

クライアントが数社なら、このテンプレートに管理画面の数字を写すのがいちばん早い方法です。担当するクライアントが増えると、媒体ごとの画面から数字を書き出し、媒体別・キャンペーン別の表を作り、所見を書く作業が月初に重なります。

方法 向いている場合 残る手間
このテンプレートを使う クライアントが数社まで 管理画面からの転記、キャンペーンの表、所見
取得と集計を自動にする(媒体のレポートの定期配信、Looker Studio、スプレッドシートなど) 取得と集計の量が多く、仕組みを作って直せる人が社内にいる 所見、確認、体裁の手直し、仕組みの保守
作成を任せる クライアントが多い、今のレポートの書式のまま出したい 広告アカウントの閲覧の権限と、打ち手のメモを渡すだけ。所見の確認

自動にする方法の選び方は「広告レポートを自動化する方法」で比べています。実物サンプルでは、このテンプレートと同じ数字から、サマリー、月別の推移のグラフ、媒体別、キャンペーン別、CVの内訳、所見と次月のアクションまでを、表紙を含めて7ページにまとめています。

おまかせレポートでは、御社が今お使いの広告レポートの書式のまま、毎月の数字の集計から体裁を整えるところまでを作ります。所見は下書きとしてお出しし、御社で確かめてから、御社の名前でクライアントに出していただきます。広告代理店・運用会社向けの内容は広告代理店・Web運用会社向けのご案内にまとめています。

今お使いのレポートを1回分お預かりして、同じ型で作る無料のお試しも受け付けています。

よくある質問

Q.合計の行のCTRやCPAは、媒体の数字の平均ではいけないのですか?

平均では、表示回数やCV数の少ない媒体も同じ重さで数えられ、実際の合計とずれます。記入例では、5つの媒体のCTRを平均すると2.01%、CPAは5,467円ですが、合計の数字から出すと1.00%と4,821円です。テンプレートの合計の行は、合計の数字から計算する数式にしています。

Q.Google 広告の画面のコンバージョン率と、テンプレートのCVRが少し違います。

Google 広告のコンバージョン率は、コンバージョンの数を有効な操作(広告のクリックや動画広告の視聴など)の合計で割った値です。テンプレートはCV数÷クリック数で計算するため、少しずれることがあります。どちらで出したかを、サマリーの「CVの数え方」か欄外に書いておきます。

Q.前の月のCV数が、あとから増えていました。

Google 広告の[コンバージョン]列は、コンバージョンが起きた日ではなく、広告がクリックされた日で数えます。月末にクリックした人があとで購入すると、前の月のCV数が増えます。毎月同じ日に数字を取って「数字を取った日」に書き、前の月の数字を直したときは月別の推移のメモに残します。

Q.CPAのように、小さいほどよい指標の達成率はどう出しますか?

サマリーの「目標の向き」を「以下」にすると、達成率は目標÷今月で出ます(記入例のCPAは5,000円÷4,821円で103.7%)。広告費の行は「予算」にすると、今月÷予算の予算消化率になります。向きは一覧から選べます。

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