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Microsoft 365・Excel 2016 以降と Google スプレッドシート(PowerPoint は Google スライド)で開けます。社内で自由に書き換えて使ってください(再配布・販売はご遠慮ください)。
毎月の作成の管理には、作成進捗の管理表や送る前のチェックリスト(お役立ち資料・無料)も使えます。
記入例(数字・社名は架空)


このテンプレートのポイント
- 1枚目は店舗別の月次(売上・予算比・前年比・客数・客単価とそれぞれの前年比、コメント、エリアの所見)、2枚目は1店舗の日別の売上日報です
- 売上・予算・前年売上・客数・前年客数を入れると、予算比・前年比・客単価・計の行が数式で出ます
- 日別のシートは、1行目に日付を入れると31日分の日付と曜日が入り、売上の累計と、月の予算比・前年比が出ます
- 記入例は、店舗別の月次売上報告の実物サンプル(架空のベーカリーのFC本部、2026年10月)と同じ12店舗の数字です
売上報告書とは、一定の期間の売上を、予算や前年と比べてまとめ、本部や経営者に報告する書類です。店舗の場合は、売上を客数と客単価に分けて書くと、伸びた・落ちた理由が見えます。
このテンプレートは、FC本部や多店舗の会社が毎月作る店舗別の報告と、店長が毎日つける売上日報を想定したExcelです。店舗別の月次はA4横、日別はA4縦の1枚に収まります。比率・客単価・合計は数式で出るので、入れるのは売上・予算・前年・客数の数字とコメントです。
テンプレートの中身(2シート)
| シート | 書くこと | 読む人が知りたいこと |
|---|---|---|
| 月次(店舗別) | 会社名、対象月、エリア、作成日/店舗ごとの売上・予算・前年売上・客数・前年客数(予算比・前年比・客単価・客数と客単価の前年比は数式)/コメント/計の行/エリアの所見 | どの店舗が予算・前年に届いていないか。客数と客単価のどちらが原因か |
| 日別 | 店舗名、対象月、月の予算、前年同月の売上/日ごとの売上・客数・天気・メモ(日付・曜日・客単価・売上の累計は数式)/月の売上の合計、予算比、前年比、客数の合計、客単価、営業日数 | 月の途中で、予算に対してどこまで来たか。どの日に何があったか |
単位は、月次(店舗別)の売上・予算・前年売上が万円、客数が人、客単価が円です。日別の売上は円です。
月次(店舗別)の数式は次のとおりです。
- 予算比=売上÷予算、前年比=売上÷前年売上
- 客単価=売上(万円)×10,000÷客数
- 客数の前年比=客数÷前年客数、客単価の前年比=今年の客単価÷前年の客単価
- 計の行は店舗の行の合計で、比率と客単価も合計の数字から計算します
空欄のファイルは15店舗分の行があります。前年の欄が空いている店舗(新店など)は、前年比が空欄になります。
記入例:ベーカリーのFC本部の大阪北・中央エリア(12店舗)
記入例は、店舗別の月次売上報告の実物サンプルと同じ、架空のベーカリーのFC本部「株式会社こむぎ日和」の2026年10月です。サンプルの「エリア別の一覧」のページと同じ12店舗の売上・客数・客単価を入れています。主な店舗とエリアの計は次のとおりです。
| 店舗 | 売上(万円) | 前年比 | 客数 | 客数の前年比 | 客単価(円) | 客単価の前年比 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 吹田店 | 552.5 | 110.9% | 5,519 | 108.5% | 1,001 | 102.2% |
| 茨木店 | 592.7 | 93.6% | 5,560 | 96.4% | 1,066 | 97.1% |
| 高槻店 | 493.0 | 93.5% | 5,382 | 94.9% | 916 | 98.5% |
| 大阪北・中央 計 | 6,522.5 | 102.7% | 63,786 | 101.7% | 1,023 | 101.0% |
エリアの売上は前年比102.7%で、客数・客単価とも前年を上回りました。一方、高槻店と茨木店は2か月続けて前年を下回っています。どちらも客数が前年を下回っているため、コメントには客数が減った理由と、本部の対応(11月中旬にSVが臨店)を書いています。
日別のシートは、このうち高槻店の10月です。日ごとの売上と客数の合計は、月次のシートの高槻店(493.0万円、5,382人、客単価916円)と同じになるように作っています。メモには「17時に食パンが品切れ」のような夕方の品切れを書いています。月次の所見の「夕方の品切れが目立つ」は、こうした日報のメモから拾えます。
店舗ごとの予算(前年同月の102%を10万円単位で丸めた数字)と、高槻店の日別の売上・天気・メモは、テンプレートの記入例のために足したものです。社名・数字はすべて架空です。
項目ごとの書き方
売上・客数・前年の数字
売上と客数は、POSレジの日報や月報から写します。前年は、前年の同じ月の数字です。売上を税込で書くか税抜で書くかを決め、予算・前年も同じ基準にそろえます。客数も、何を1人と数えるか(会計の回数など)を決め、全店でそろえます。
コメント欄
コメントは、前年比や予算比が大きく動いた店舗にだけ書きます。客数と客単価のどちらが動いたかを確かめ、理由と本部の対応を続けます。
記入例(高槻店):「近隣に競合店が開店。2か月続けて前年割れ。11月中旬にSVが臨店」
理由がまだわからないときは「理由を店長に確認中」と書いておき、翌月の報告書で結果を書きます。客数と客単価に分けて書く例文は、予実差異のコメントの書き方と例文の「客数・客単価」の節にあります。
エリアの所見
表の下に、エリア全体の結論を3行ほどで書きます。売上と前年比、客数と客単価の動き、予算に届かなかった店舗の数、本部が来月することの順です。
記入例:「高槻店・茨木店は2か月続けて前年を下回りました。夕方の品切れが目立つため、11月中旬にSVが臨店し、焼成計画を見直します。」
日別のシート(売上日報)
最初の行に月の1日の日付を入れると、31日分の日付と曜日が入ります(30日までの月は、31行目が空欄になります)。毎日、売上・客数・天気を入れ、変わったことがあればメモに書きます。上の集計の欄に、その日までの売上の合計と、月の予算・前年同月に対する比率が出るので、月の途中で予算に届きそうかを確かめられます。
メモには、品切れ、天気や行事による客数の増減、近くの店の動きなど、数字の理由になりそうなことを短く書きます。月末に所見を書くとき、このメモが材料になります。
よくある書き間違い
- 税込と税抜が混ざる:店舗によってPOSの設定が違うと起きます。予算・前年も同じ基準か確かめます
- 全店の前年比と既存店の前年比を取り違える:計の行は新店の売上も含む全店の合計です。既存店だけの前年比を報告するときは、新店の行を別に分けます
- エリアの客単価を店舗の客単価の平均で出す:エリアの客単価は、売上の合計÷客数の合計で出します。テンプレートの計の行はこの式です
- 数式の欄に数字を打ち込む:色の付いた欄に上書きすると、翌月から計算が合わなくなります
- 日報のメモが空のまま:月末に前年割れの理由を書くとき、手がかりがなくなります。品切れや天気など、ひとことで残します
あわせて使えるテンプレート
- 会社全体の損益を予算・前年と比べるとき:月次決算報告書のテンプレート
- 本部の経営会議にスライドで出すとき:経営会議資料のテンプレート(PowerPoint)
POS や会計から出した CSV を取り込んで、この表を毎月自動で埋める組み方は「Excelで月次報告書を自動作成する手順」で説明しています。
毎月の作成を楽にするには
店舗が少ないうちは、このテンプレートに写すのがいちばん早い方法です。店舗が増えると、POSの数字を店舗ごとに集めて写し、前年と比べる作業が毎月の負担になります。
| 方法 | 向いている場合 | 残る手間 |
|---|---|---|
| このテンプレートを使う | 店舗が数店まで | POSの数字の転記、コメントと所見 |
| POSや本部のシステムの集計を使う | 全店が同じPOSで、本部で数字を見られる | 予算との比較、コメント、加盟店向けの体裁 |
| 作成を任せる | 店舗が多い、加盟店に出す書式は今のままにしたい | POSのCSVを送るだけ。所見の確認 |
実物サンプルでは、この表の数字から、全店のハイライト、店舗別の前年比のグラフ、前年差を客数・客単価・新店・閉店に分けた滝グラフ、本部の所見までを7ページにまとめています。資料をPowerPointで作るときの構成は、月次報告書をパワーポイントで作る方法を参考にしてください。
おまかせレポートでは、POSのCSVを共有ドライブに入れるか、送っていただくだけで、御社の書式のまま店舗別の売上報告を作ります。所見は下書きとしてお出しし、御社で確かめてから、御社の名前で加盟店や経営会議に出していただきます。FC本部・多店舗の会社向けの内容は店舗別の月次報告書の作成代行にまとめています。
今お使いの報告書を1回分お預かりして、同じ型で作る無料のお試しも受け付けています。
よくある質問
Q.店舗が15店より多いときは、どうすればいいですか?
店舗の行の途中に行を挿入し、上の行をコピーして貼り付けます。計の行の数式は店舗の行の範囲を合計するので、途中に足した行も計に入ります。いちばん下の店舗の行と計の行のあいだに挿入すると、範囲に入らないことがあるので、足したあとに計の数字を確かめてください。
Q.新店で前年の数字がないときは?
前年売上と前年客数の欄を空けておくと、その店舗の前年比は空欄になります。計の行は新店の売上も含む全店の合計なので、計の前年比は全店の前年比です。既存店だけの前年比を報告するときは、新店の行を別の表に分けます。
Q.売上は税込と税抜のどちらで書けばいいですか?
どちらでも構いませんが、全店と予算・前年を同じ基準にそろえます。POSの設定によって集計の基準が違うことがあるので、最初に確かめておきます。基準が混ざると、前年比や予算比が実態とずれます。
Q.日報の数字を毎日打ち込むのが手間です。
POSから日別の売上と客数をCSVで出せる場合は、日別のシートの売上と客数の列にまとめて貼り付けられます。月次のシートには、日別の合計を万円に直して写します。店舗が多い場合は、集計ごと任せる方法もあります。
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