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Looker Studioの構築代行を頼む前に:費用相場・納品物・作った後の運用

Looker Studioの構築代行を頼む前に:費用相場・納品物・作った後の運用

この記事のポイント

  • Looker Studio の構築代行は、GA4・Google広告・スプレッドシートなどをつないだダッシュボードを、外部に設計して作ってもらうサービスです
  • 公開されている料金の例は、レポート1本33,000円(税込)、GA4の設定込みで50,000円(税別)〜です。データソースの数やBigQueryの有無で、数十万円以上になることもあります
  • 自動になるのはデータの取得・集計・グラフの更新・PDFのメール配信までです。所見コメント、クライアントごとの調整、接続切れへの対応は、作った後も毎月残ります
  • 納品物では、レポートとデータソースが自社のGoogleアカウントの持ち物になっているかを最初に確かめます。オーナー権限の譲渡は同じドメインの中でしかできません
  • 依頼前に、見たい指標・データソース・更新頻度・見る人と権限・予算の5つを決めておくと、見積りと仕上がりのずれが減ります

Looker Studio の構築代行とは、GA4・Google広告・スプレッドシートなどのデータをつないだダッシュボード(レポート)を、外部の会社や個人に設計して作ってもらうことです。一度作れば、データの取得とグラフの更新は自動になります。

先に結論を書きます。

  • 社内で数字を毎日・毎週見たいなら、構築代行が向いています。作った後は、社内の人が数字を見て判断します
  • クライアントや上司に毎月レポートを出しているなら、構築だけでは月末月初の作業はなくなりません。所見コメント、体裁を整える作業、クライアントごとの調整が残ります
  • どちらの場合も、ダッシュボードとデータソースを自社のアカウントの持ち物にして、手順書と一緒に受け取ってください。外注先の担当者が抜けても止まらないようにするためです

なお、Looker Studio は2026年4月に、名称が元の「データポータル」(英語名は Data Studio)に戻りました(>Google の案内)。URL も datastudio.google.com に変わりましたが、lookerstudio.google.com からは自動で転送されます。社内では今も Looker Studio と呼ばれることが多いため、この記事では Looker Studio と書きます。

この記事は、レポートの作成代行と自動化(おまかせレポート)を提供している inovie株式会社 が書いています。他社の料金は、2026年11月2日に公開ページで確かめたものだけを出典つきで載せています。

Looker Studio で何が自動になり、何が毎月残るのか

Looker Studio は Google が無料で提供しているツールです。GA4、Google広告、Search Console、Googleスプレッドシート、BigQuery などには Google の標準コネクタがあり、つなぐだけでデータを読み込めます(>使用可能なコネクタ)。決まった日時にレポートの PDF をメールで送る配信スケジュールもあります(>レポートの自動配信)。

ただし、毎月のレポートが全部自動になるわけではありません。構築を頼む前に、自動になるところと残るところを分けておきます。

作業 作った後 補足
GA4・Google広告のデータ取得 自動 標準コネクタで読み込みます。Google広告などは12時間ごとに更新されます(>データの更新頻度)
Meta広告・Yahoo!広告・LINE広告のデータ取得 組み方による Google の標準コネクタはありません。有料の場合もあるコミュニティ コネクタを使うか、スプレッドシートや BigQuery にデータを入れる仕組みが別に要ります
集計・前月比・目標比 自動 計算フィールドで式を作っておけば、毎月同じ手順で出ます
グラフ・表の更新 自動 期間を切り替えると、すべてのグラフが入れ替わります
関係者への送付 自動 配信スケジュールで、PDF を添付したメールを送れます
所見コメント・次月のアクション 毎月残る 数字が動いた理由と打ち手は、人が考えて書きます
PDF の体裁 一部残る 無料版では、メールの件名と本文を自由に変えられません。長い表は、レポート上で表示されている行までしか PDF に出ません(全行を展開するのは Pro の機能。>PDF のダウンロード)
クライアントごとの調整 毎月残る 目標値の変更、キャンペーン名の変更、「この数字も見たい」という追加の要望
接続切れ・仕様変更への対応 起きたら残る 認証したアカウントの権限が外れた、媒体側で指標の名前や定義が変わった、コミュニティ コネクタの提供が止まった、など

構築代行で頼むのは、ふつう表の上の5行、つまり仕組みを作るところです。下の4行は、作った後も社内の誰かが毎月受け持ちます。保守契約を結べば、接続切れや指標の追加は任せられます。所見コメントやクライアントごとの調整まで手放したい場合は、ダッシュボードの構築ではなく、レポートの作成そのものを頼むことになります。

Looker Studio の作業を2段に分けた図。上の段は構築代行で作る範囲で、作った後は自動になる4つの作業(GA4・Google広告からのデータの取得、前月比・目標比の集計、グラフと表の更新、PDF のメール配信)が矢印でつながっている。下の段は作った後も社内のだれかが毎月持つ4つの作業(所見コメントと次月のアクション、PDF の体裁、クライアントごとの調整、接続切れや仕様変更への対応)。Meta広告・Yahoo!広告・LINE広告は Google の標準コネクタがなく、データの受け皿が別に要ると注記している
図1 構築代行で作るのは上の段。下の段は作った後も毎月残る

クライアントに PowerPoint で提出している場合は、Looker Studio の PDF をそのまま使えないことがあります。その場合は、Looker Studio にこだわらず、ExcelのグラフをPowerPointに自動反映する方法と比べてみてください。

構築代行・保守・作成代行・自社で作る:作った後に誰が回すか

Looker Studio のレポートを用意する方法は、大きく4つあります。比べるときは、費用と同じくらい「作った後の毎月の作業を誰が持つか」を見てください。

自社で作る 構築代行(作って納品) 構築代行+保守契約 レポート作成代行
最初の費用 社内の人の時間 数万円〜(規模による) 構築代行と同じ 0円のサービスもある
毎月の費用 なし(Pro を使う場合は利用料) なし 保守の月額 月額か1本ごとの料金
毎月の社内の作業 所見・調整・接続切れの対応 所見・調整・接続切れの対応 所見・調整 届いたものの確認
所見コメント 自分で書く 自分で書く 自分で書く 下書きまで頼めるサービスがある
作った人が抜けたとき 止まりやすい 手順書があれば社内で直せる 外注先が直す 外注先の手順で続く
向いている会社 社内に詳しい人がいる 社内で数字を見て判断する 社内に直せる人がいない 毎月レポートを外に出している

社内の会議で数字を見るためのダッシュボードなら、構築代行で足ります。毎月クライアントに出すレポートなら、所見コメントと調整の作業をどこに残すかを先に決めておかないと、構築した後も月末月初の作業が残ります。

レポートの作成そのものを外に任せる方法と相場は、月次レポート・報告書の作成代行とはにまとめています。

Looker Studio の構築代行の費用相場はいくら?

公開されている料金(2026年11月2日に確認)

Google で上位に出てくる構築代行のページを見たところ、金額まで書かれていたのは次の2社でした。

依頼先 公開されている料金 ページに書かれている内容
リンクアット・ジャパン 33,000円(税込)/1レポート Looker Studio によるアクセス解析などのレポート作成。同社のフォーマットをもとに作り、要望に応じてカスタマイズ(>出典)
株式会社るーぷ(LOOP) ベーシックプラン 50,000円(税別)〜 GA4 の基本設定・詳しい設定と、Looker Studio を使ったレポートの提出(>出典)
株式会社るーぷ(LOOP) コンサルティングプラン 初期設定50,000円(税別)〜+毎月30,000円(税別)〜 上記に加えて、毎月のミーティング(レポートの説明と改善策の提案)

規模ごとの目安

データ活用の支援をしている Evast の解説では、小規模(データソース1つ、ダッシュボード1〜2枚)で30万〜200万円、中規模(データソース3〜5、KPI の設計込み)で200万〜800万円としています。フリーランスに頼む場合は、シンプルなダッシュボード1枚で1万〜5万円、複数のデータソースを組み合わせたもので5万〜20万円、保守契約は月10万〜50万円が中心としています(>Evast「Looker Studio構築代行の費用と進め方」)。

公開料金と規模の目安のあいだに大きな幅があるのは、頼む中身が違うからです。GA4 のレポートを決まった型で1本作るのか、社内のデータを BigQuery に集めて部門ごとのダッシュボードを作るのかで、作業の量が桁で変わります。

ツールの費用は別にかかる

  • Looker Studio 本体:作る人も見る人も無料です
  • Looker Studio Pro(有料版。現在の名称はデータポータル Pro):製品ページでは、プロジェクトごとに1ユーザーあたり月9ドルと表示されています(>Google Cloud の製品ページ)。レポートとデータソースが個人ではなく組織の持ち物になり、作った人が退職しても使い続けられます(>Pro について)
  • コミュニティ コネクタ:Google 以外の会社が作ったコネクタで、費用がかかる場合があります(>データソースについて)
  • BigQuery:データの受け皿に使う場合は、その利用料もかかります

見積りが上がる条件

  1. データソースの数:とくに Google 以外の媒体や社内システムをつなぐとき
  2. ページとグラフの数:クライアントごとにページを分けるかどうか
  3. 指標の定義をいっしょに決めるか:KPI の設計から頼むと、打ち合わせが増えます
  4. 権限の設計:クライアントごとに見せる範囲を分けるか
  5. 引き継ぎの範囲:手順書、説明会、納品後の修正を含めるか

5の引き継ぎは、見積りの内訳に入っているかを必ず確かめてください。作った後に社内で回すなら、ここがないと、接続切れや指標の追加のたびに外注先に頼むことになります。次の節で、何を受け取ればよいかを具体的に挙げます。

外注先から何を受け取ればいい?納品物のチェックリスト

構築代行は、納品の後に社内で回せるかどうかで価値が変わります。契約の前に、次の6点を確かめてください。

確かめること 受け取る形 理由
ダッシュボードのオーナー 自社の Google アカウントで作ってもらう オーナー権限の譲渡は、同じドメインの中でしかできません
データソースの認証 誰のアカウントの認証情報で読んでいるかを書面で 外注先の担当者の認証のままだと、権限を外したときにデータが出なくなるおそれがあります
計算フィールドの一覧 名前・式・意味・置き場所の表 CPA や CVR をどの式で出しているかを、社内で説明できるようにします
手順書 毎月の操作、変更のしかた、エラーの直し方 外注先がいなくても回せるようにします
引き継ぎの説明会 1回以上。録画を残す 手順書だけでは伝わりにくい操作を、画面で見せてもらいます
修正の範囲と期間 納品後に無料で直す範囲と期間、その後の料金 指標の追加や接続切れの対応が、保守契約なのか都度払いなのかをはっきりさせます

ダッシュボードの持ち主:自社のアカウントで作ってもらう

無料版では、レポートやデータソースを作った人がそのオーナーになります。オーナー権限は別の人に譲渡できますが、譲渡できるのは自分のドメインの中だけです。Google Workspace の利用者なら同じ組織の中、個人の Google アカウントなら個人のアカウントどうしに限られます(>オーナー権限を譲渡する)。

つまり、外注先の会社のアカウントで作られたダッシュボードは、自社の組織に譲渡できません。同じページには、CSV をアップロードしたデータソースは譲渡できず新しいオーナーが作り直す必要があること、無料版では削除されたユーザーのアセットが20日後に完全に削除されることも書かれています。

いちばん確実なのは、自社の Google アカウントでファイルを作り、外注先を編集者として招く形です。担当者の個人アカウントではなく、会社として管理できるアカウントにしておくと、異動や退職のときも慌てずに済みます。複数の部署で使うなら、組織の持ち物にできる Pro も選択肢になります。

データソースの認証:誰のアカウントでデータを読んでいるか

データソースには、データを読むときの認証のしかたが3つあります。作った人など特定の人の権限で読む「オーナーの認証情報」、見る人それぞれの権限で読む「閲覧者の認証情報」、人ではない専用のアカウントで読む「サービス アカウント」です。オーナーの認証情報では、閲覧する人が GA4 の権限を持っていなくてもレポートを見られます。そして、データソースを作った人が、最初の認証情報のオーナーになります(>データの認証情報)。

外注先の担当者がデータソースを作ると、その人の権限で GA4 や広告のデータを読んでいる状態になりがちです。契約が終わってその人の権限を外すと、レポートにデータが出なくなるおそれがあります。引き継ぎのときに、自社の人のアカウントでつなぎ直すところまでを、納品の作業に入れてもらってください。

ダッシュボードの持ち主を比べた図。避けたい形は、外注先のアカウントで作り、レポートのオーナーもデータを読む権限も外注先の担当者のもの。契約が終わって権限を外すとデータが出なくなるおそれがあり、別の組織のアカウントなので自社に譲渡できない。受け取る形は、自社の会社として管理するアカウントで作り、データは自社の人のアカウントでつなぎ直す。外注先は編集者として招き、契約が終わったら外すだけ。計算フィールドの一覧と手順書もあわせて受け取る
図2 オーナーと認証情報の持ち主は、契約の前に決めておく

計算フィールドの一覧

計算フィールドには、データソースに作るものと、グラフごとに作るものの2種類があります(>計算フィールドについて)。グラフごとのものはそのグラフの中にあるため、一覧がないと、どの数字をどの式で出しているかを後から1つずつ探すことになります。名前・式・意味・置き場所を表にして受け取ってください。

手順書の目次の例

手順書は、外注先がいなくなっても社内で回すための文書です。少なくとも次の項目があるかを見てください。

  1. 全体の図:どのデータが、どこを通って、どのページに出るか
  2. アカウントと権限の一覧:レポートとデータソースのオーナー、編集者、認証情報の持ち主
  3. 毎月の作業:期間の切り替え、配信の確認、所見コメントを書く場所
  4. 指標の定義と計算フィールドの一覧
  5. よくあるエラーと直し方:データが出ない、数字が管理画面と合わない、配信が届かない
  6. 変更のしかた:媒体・キャンペーン・クライアントの追加、配信先の変更
  7. 問い合わせ先と、納品後に直してもらえる範囲

依頼する前に決めておく5つのこと

見積りを取る前に、社内で次の5つを決めておきます。決まっていないまま頼むと、作り始めてから指標の追加が続き、費用と納期が延びる原因になります。

  1. 見たい指標と、その定義:CV はどの計測地点を指すか、CPA の広告費は税込か税別か。いま手作業で作っているレポートがあれば、それが一番の見本になります
  2. データソースとアカウントの数:媒体ごとに、Google の標準コネクタがあるかを確かめます。ない媒体が多いほど、受け皿づくりの費用がかかります
  3. 更新の頻度:毎日見るのか、月に1回の報告なのか。月1回の報告なら、こまめな更新はいりません
  4. 見る人と権限:社内だけか、クライアントにも見せるか。共有には「編集者」と「閲覧者」の役割があります。リンクを知っている人なら誰でも見られる公開リンクで共有すると、レポートに埋め込まれたデータソースにもアクセスできるようになる点に注意してください(>他のユーザーを招待してレポートを共有する)
  5. 予算と、作った後の分担:最初の費用と毎月の費用に加えて、所見コメント・調整・接続切れの対応を誰が持つか
依頼する前に決める5つのことを、広告運用の月次レポートのサンプル(架空)で記入した例。1 見たい指標は広告費・CV数・CPA・CVR を前月比・目標比つきで、CV をどの計測地点で数えるかを1つに決める。2 データソースは Google広告・Yahoo!広告・Meta広告・LINE広告と目標値のスプレッドシートで、標準コネクタがあるのは Google広告とスプレッドシートだけ。3 更新は月1回で、前月分を月初にクライアントへ出す。4 クライアントは閲覧者、自社の運用担当は編集者にし、公開リンクでは共有しない。5 構築の費用と、所見コメントを書く人など毎月の作業をだれが持つかを決める
図3 広告運用の月次レポートのサンプル(架空)で書いた場合

Looker Studio だけでは作りにくいページは?実物で見る

下の画像は、おまかせレポートで作った広告運用の月次レポートのサンプルのうち、最後の「所見と次月のアクション」のページです(会社名と数字はすべて架空です)。

広告運用の月次レポートの「所見と次月のアクション」のページ。左に所見3点(CVの増加はGoogle検索が中心、CPAが7,000円台の配信は入札と素材を見直す、11月は歳暮需要でクリック単価が上がる見込み)、右に次月の施策・ねらい・期限の表と、11月の目標(広告費1,600,000円、CV数330件、CPA4,850円以下)を並べている

このサンプルは全7ページです。表紙のあとのサマリー、月別の推移、媒体別・キャンペーン別の実績、CV の内訳の5ページは、数字とグラフが中心です。データの受け皿さえ用意すれば、Looker Studio でも自動で更新できる部分です。

最後のページは違います。「CV の増加は Google 検索が中心」「11月は歳暮需要でクリック単価が上がる見込み」といった所見と、次月の施策・ねらい・期限は、数字を見た人が毎月書くものです。グラフをいくら自動にしても、このページの作業は残ります。おまかせレポートでは、このページを数字から下書きし、御社の担当者が確認して、御社の名前で出します。→ 広告運用の月次レポートのサンプルを全ページ見る

構築だけ頼むか、毎月の作成まで任せるか

おまかせレポートには、2つの頼み方があります。どちらも、今お使いのレポートの型とトンマナ(書式・色・言い回し)をそのまま使います。

レポート自動化 レポート作成代行
料金 個別見積り 初期費用0円、月額3万円(税別・5件まで)、6件目から1件月5,000円
納品するもの 御社の環境で自動でレポートが出る仕組みと、手順書 毎月のレポートそのもの
使う道具 Excel・スプレッドシート・Looker Studio など、御社がお使いのもの 御社のテンプレート
月額の保守 なし(仕組みごと御社にお渡しします) ―
所見コメント 御社で書く 数字から下書きし、御社が確認して御社の名前で出す
毎月の御社の作業 仕組みを動かす、所見を書く データを共有ドライブに入れる・送る、届いたものを確認する
契約期間 ― 最低6ヶ月(7ヶ月目から1ヶ月単位で解約可)
向いている会社 社内で回したい、データを社外に出したくない 月末月初の作業ごと手放したい

選び方の目安は、仕組みを社内に持ちたいなら自動化、所見コメントや体裁、クライアントごとの調整まで手放したいなら作成代行です。広告代理店の月次レポートの場合は、広告代理店向けのレポート作成代行と、広告レポート作成代行の頼める範囲と費用もあわせて読んでください。

どちらが合うか迷う場合は、今のレポートを1本お預かりして、同じ型で1回分を作る無料のお試しから始められます。仕上がりを見てから、自動化にするか作成代行にするかを決めていただけます。

よくある質問

Q.Looker Studio の構築代行の費用はいくらですか?

公開されている料金では、レポート1本33,000円(税込)、GA4の設定とレポートで50,000円(税別)〜の例があります(2026年11月時点)。データソースが増える、BigQueryを使う、権限の設計まで頼むといった条件で上がり、数十万円以上になることもあります。

Q.Looker Studio は無料なのに、なぜ外注すると費用がかかるのですか?

ツールは無料でも、どの指標をどの式で出すかの設計、データソースの接続、グラフの配置、権限の設定に手間がかかるからです。Meta広告など Google 以外の媒体をつなぐ場合は、有料のコネクタやデータの受け皿づくりの費用が別にかかることがあります。

Q.外注先のアカウントで作ったダッシュボードを、あとから自社のものにできますか?

オーナー権限の譲渡は同じドメインの中でしかできないため、外注先の組織のアカウントで作られたものは、自社の組織に譲渡できません。自社で作り直すか、コピーしてデータソースをつなぎ直す手間がかかるため、最初から自社のアカウントで作ってもらうのが確実です。

Q.作った後の保守契約は必要ですか?

データソースの接続が切れたときや指標を足したいときに、社内で直せる人がいれば必須ではありません。いない場合は、手順書と引き継ぎの説明を受けたうえで、修正だけを都度頼めるかを契約前に確かめておくと安心です。

Q.所見コメントも Looker Studio で自動にできますか?

数字の変化はグラフや表で自動で出せますが、変化の理由や次月の打ち手を文章にする作業は残ります。毎月の所見まで外に任せたい場合は、ダッシュボードの構築ではなく、レポートの作成代行を検討してください。

桒谷 一成

inovie株式会社 代表取締役。AIによる業務代行(BPO)と、AIエージェントの開発をしています。自社の月次報告書・サービス資料・見積書もAIで自動作成しています。